中期計画に対しての意見 -- A



ポイント1: 兼業・兼職の自由化
現状:現在の都立大の既定では,民間企業との兼業・兼職が原則禁止となっている。
その結果:
(1) 専門分野を一般向けに解説するような一般誌の連載依頼を受けることができ ない。
(2) 受験予備校から受験生のために専門分野を易しく解説して欲しいという依 頼があっても受けることができない。
要望:社会への貢献,新大学の広報,私学との競争の観点から, これらの活動は自由化して欲しい。

ポイント2: 都費と研究費の仕切り
現状:外部資金を獲得して備品を購入した場合,そのメインテナンスを都費で まかなうことができない。
その結果:外部資金が終了した後,購入した備品のメインテナンスができなくなる。
要望: 外部資金で購入した備品のメインテナンスは,都費でまかなえるようにして欲しい。
(せっかく購入した備品でも,メインテナンス代が支払えないとなると, 利用できずに継続した研究ができなくなる。)

ポイント3: 研究費の処理について
現状:研究費の執行にあたっては,納品書,請求書等をそろえ,後払いに対 応する指定業者からしか購入できない。
その結果:(特定の業者から,高い値段でしか購入できない。)
要望:
(1) 研究費を効率的に運用できるように,領収書だけで研究費の執行ができるように して欲しい。
(2) クレジットカードによる決済が可能になるようにして欲しい。
(3) 一定以下の価格(消耗品の価格)の登録を廃止し消耗品扱いにして欲しい (これによって,事務手続きが簡素化される。)



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