ポイント1: カタカナ英語が多すぎる
現状:中期計画素(たたき台)(11/25/2004)における気になったカタカナ英語には,以下のものがある。
アドミッションポリシー,コンピテンシーモデルディクショナリー,ネイティブ,
チャレンジ,リテラシー,レファレンス,ファカルティ・ディベロップメント,
フィードバック,ピアレビュー,ワンストップ,オフィスアワー,キャリア形成,
インセンティブ,リーディング・プロジェクト,シンクタンク,キャリアアップ・リカレント,
インダストリアルアートコース,マルチキャンパス,アウトソーシング
その結果:
カタカナに粉飾されて真意が読み取りにくい。
要望:
すでに日本語として定着している用語,
外部向けに「格好良く」見せるために用いる用語(単位バンク,オープンユニバーシティー等)は別として,
普通に使う用語は日本語を主体として欲しい。
ポイント2: 広報について
現状:中期計画素(たたき台)において,ホームページの充実を明記しているところは大いに賛成だが,
その具体的な方法が書かれていない。
要望:
(1) ホームページ作成に当たっては,予算増額,外注,専門職員の臨時雇用等まで踏み込んではどうか。
(2) 教員個人のホームページは個々人に任せ,学科(コース)以上の内容は全学的に統一的な理念に基づいて作成して欲しい.
ポイント3: 図書館についての感想
現状: 図書室に蔵書の貸し出しを依頼した際,他学科他学部には閲覧のみを許可しており貸し出しは認めていないと言われたことがある。
要望:
新大学では各コースの図書室を図書館の分室として位置づけ,蔵書の一般公開を進めて頂きたい。
ポイント4: 外部資金の獲得目標
現状: 中期計画素(たたき台)において,外部資金の獲得目標に「平成15年度比○%増」と記述されている。
研究教育機関は営利企業ではないので,前年比○%増という考え方はなじまない。
(このような書き方だと,計画を見直す毎に○%増となってゆき,なんだか営業職のようだ。)
要望:
例えば「現在都立大が執行している研究費のうち,○%を外部資金でまかなうことを目標とする。」のように,数値の示し方をもう少し工夫したらどうか。
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