東京都大学管理本部長 村山寛司 様 学生・院生に対して説明責任を全うすることを求めます 平成17年3月3日 私たちは、東京都立大学が法人化されるにあたり、昨年12月6日、1.学則の改 廃権限について、2.法人化後の教学上の責任と権限の所在について、3.学生の 身分・地位に関する事項について、 「教学体制の保全に関する質問状」を提出し ました。 ところが当該質問状に対しては「文書での回答はできない」として、一職員に よる口頭での対応にとどまり、法人化を目前に控えて、未だ、学生・院生の処遇 に関する重要事項が明らかにされておりません。このような事態は、誠に憂慮す べきことであります。 「保障」とは、目的に沿った制度的枠組みが構築され、それが適切に運用され ることによって初めて実現されます。東京都の大学行政の責任者である貴職にお かれましては、学生・院生の処遇に関する検討内容を速やかに明らかにするとと もに、私たちの質問に文書をもって明確に答えることを求めます。 以上
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