(1) 以下の新聞記事は,Z-10での文章の注から参照される引用です。
(2) それぞれの記事は,各新聞の<地域>のページ(都内,多摩等)に掲載され
たもので,手作業で入力されたものです。
(3) 各新聞社は,これらの記事をネットに公表していないようです(2004年10月
22日現在)。
(4) 打ち間違いがあるかもしれません。気づいた方はご連絡下さい。
首都大学東京に支援組織を設立
地域社会と連携図る
朝日新聞(東京版、多摩版)
来春開学予定の首都大学東京を支援する会員制組織「the Tokyo U-club」
の設立総会が19日、都庁であった。大学との共同事業の取り組みや、大学
の施設や人材を生かしたセミナーへの参加など、地域社会と大学の連携を深め
るのが狙い。
会長は、新大学の理事長に就任予定の高橋宏・元日本郵船サービス相談役
が就き、経済界や教育関係者ら約150人が発起人に名を連ねた。法人は入会金
20万円で年会費10万円、個人は入会金、年会費ともに2千円。
高橋会長は「大学間の競争が激化するなかで、みなさんの声を反映した良い大
学をつくっていきたい」とあいさつした。
首都大学東京 都庁でサポートクラブ設立総会
産経新聞(東京版、多摩版)
都立四大学を統合して来年四月に開学予定の「首都大学東京」をサポー
トする「the tokyo Uーclub(ザ東京ユークラブ)」の設
立総会が十九日、都庁で開かれた。
Uーclubは首都大に都民の声を伝えたり、同大の学生にインターン
シップの場を提供することなどを目的に設立。経団連の奥田碩会長や味の
素の江頭邦雄社長、都幹部職員ら計百五十五人が発起人。
設立総会では、首都大理事長予定者でU−club会長の高橋宏氏が
「三年後には大学全入時代を迎え、大学間競争が激化する。いい大学をつ
くるという目的に向かってやっていきたい」とあいさつした。
石原慎太郎知事は祝辞で、新大学構想に反対する教員が首都大に移行し
ないために、都立大が経済分野の「21世紀COEプログラム」の継続を
断念したことに触れ、「一部のバカ野郎が反対して文部科学省との関係が
切れたが、あんなものはどうでもいい。反対のための反対しかできなかっ
た連中で笑止千万。何の痛痒(つうよう)も感じない」と述べた。
来春開学首都大 応援クラブ発足
読売新聞
(都内2 14版 地域)
来春開学する首都大学東京の運営を側面支援する「the Tokyo-U-club(ザ・東
京・ユークラブ)」の設立総会が十九日、都庁で開かれた。
同クラブの設立には、都と大学関係者のほか、日本IBM、リクルートなどの
民間企業、NPO法人、日本サッカー協会などから百五十五人が発起人として参
加。今後、大学運営について調査研究の上で提言をするほか、産官学で連携し
た事業も展開する予定。大学のイメージアップを図るための宣伝活動も担うと
いう。
参考資料
産経新聞
2004年10月21日
都庁発 石原語録、Uーclub 「新しい教育の場醸成」(東京版)
「都教育委員会は日本の将来を展望する人が集まってくださって、皮肉な話で
すが、国家の中教審が一番頼りにしているのが都教委の動向でございます。しか
し、横山教育長がどっかの雑誌で対談しているのを読みましたが『教育改革にか
んばっていらっしゃいますね』という言葉に、横山教育長は『これはただの正常
化です』と。まさにその通りですあります」
「その背景とオーバーラップしながら、この首都大学東京は改革と新しい試み
を教育の場でしていただかなければならない。私たちがしなくてはいけないこと
は、新しい教育の場の醸成だと思います」
「これからの大学はもっといろんなかたちで、人間が知恵を出し合って、複合
的、重層的に育てていかないと、時代のニーズに応えられないなぁと。みなさま
のお知恵を借りて、なるほど、新しい大学教育がこの首都大学東京で初めてでき
たんだなぁという成果をあげていけるように応援をお願いいたします」
(19日、首都大学東京をサポートするthe Tokyo Uーclubの設
立総会で)
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