略語:なし。
使用上の注意: 同意書を求める場合は,本当に同意が得れる見込みがあると分かってからに しないとエライ目にあう。 「これから議論に加わってもらうが,ここで話したことは口外してはならない」 というような約束は,秘密結社とかスパイとかやくざの世界。 民主的な大学では,そもそも成り立たない脅し。口外したら, いったいどうなるというのだろう?(殺される?)
説明:
2003年9月25日付けで大学管理本部から4つの都立の大学の教員に対して出され
た「都立の新大学の詳細設計への参加につい
て」と題された法的根拠のない書類(俗称「同意書」)。
署名して返送するようになっている。その内容は:
(1) 「新大学」での教員配置が一方的に指定されている。
(2) 「新大学」に関する今後の詳細設計に参加する同意を求めている。
* 詳細設計の内容は,特別な場合を除いて口外しないという条件がついている。
2003年10月23日の時点で同意書を提出した都立大教員は,
人文学部0名,法学部3名,経済学部13名,理学部0名,工学部68名,都市研0名。なお,
工学部では文面の一部を教員側で書き換えて提出したケースもある。
東京科学技術大学,東京保健科学大学,東京都立短大の教員は100%提出したと伝えられるが,
実際には,やはり一部書き換えてから提出した教員もいる。
関連説明のポインタ:
L-1
L-2
L-3
蛇足情報: 管理本部と都立4大学のこの同意書を巡る争いは,
結果的に管理本部の負けだった。理由:(1) やり方があまりにも強引で,
マスコミからも批判を受けてしまった,(2) 結果的に十分な数の同意書を
管理本部は手にいれることができなかった。
科学技術大学,保健科学大学,都立短大や工学部では,ほとんどの教員が提出した
と当初伝えられたが,中には文面を書き換えて提出した教員もかなりいたらしい。
管理本部は,文面を書き換えた物は無効であると言ったとか。
なお,管理本部は,この時の反省に基づき意思確認書
なるものを考案した。
間連語:<守秘義務,情報操作,意思確認書>
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